京都の不動産買取とは?仲介との違いや向いている人の特徴を紹介
2026/10/30
相続した京都の実家や住み替えで手放す自宅を「できるだけ早く売りたい」と考え、不動産買取を検討している方も多いのではないでしょうか。
不動産買取は、家や土地を不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法で、最短数日から1ヶ月程度で現金化できます。
一方、売却価格は仲介より低くなる傾向にあるため、仕組みを理解したうえで選べば、納得のいく売却につながるでしょう。
今回は、不動産買取と仲介の違いやメリット・デメリット、向いている人の特徴などをご紹介します。
京都の不動産買取とは?仲介との違い

不動産買取とは、家や土地を不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法です。
ここでは、買取の仕組みや仲介との違い、買取の種類を解説します。
不動産会社が直接買い取る売却方法
買取で物件を購入するのは、個人ではなく不動産会社です。
不動産会社が買主になるため、売主が広告で購入希望者を募ったり、内覧に立ち会ったりする必要はありません。
価格や引き渡し日に合意できれば、すぐに売買契約へ進めるのが特徴です。
仲介との違いは「買主」「期間」「価格」
買取と仲介との違いは主に以下のとおりです。
| 項目 | 仲介 | 買取 |
|---|---|---|
| 買主 | 個人の購入希望者 | 不動産会社 |
| 売却までの期間 | 3ヶ月から半年程度 | 数日から1ヶ月程度 |
| 売却価格 | 市場価格に近い金額 | 市場価格より低い |
| 仲介手数料 | かかる | 原則かからない |
| 内覧対応 | 必要 | 不要 |
| 契約不適合責任 | 負うのが一般的 | 免除されるケースが多い |
仲介で個人の購入希望者を探す場合、売り出しから引き渡しまで3ヶ月から半年程度かかるのが一般的です。
一方、買取は不動産会社が買主になるため、早ければ数日から1ヶ月ほどで現金化できます。
ただし、買取価格はリフォーム費用や不動産会社の利益などが差し引かれる分、市場価格より低くなる傾向にあります。
「即時買取」と「買取保証」の2種類がある
不動産買取は、すぐに売却する「即時買取」と、仲介を組み合わせた「買取保証」の2つに分かれます。
即時買取は、価格がまとまり次第、そのまま不動産会社へ売却する方法です。
一方、買取保証は、まず仲介で3〜6ヶ月程度売り出し、期限内に売れなければ事前に決めた価格で不動産会社に買い取ってもらう方法です。
高値を狙いつつ、売れ残った場合の金額と時期も見通せるため、住み替えの資金計画を慎重に立てたい方に向いています。
買取保証を扱っていない不動産会社もあるため、査定の際に対応の有無を確認しておきましょう。
京都の不動産買取のメリット5選

買取には、仲介にはないメリットがあります。
不動産買取の主なメリットを5つ見てみましょう。
最短数日〜1ヶ月程度で現金化できる
買取のメリットとして、売却代金を短期間で受け取れる点が挙げられます。
価格に合意すれば購入希望者を探す必要がなく、最短数日から1ヶ月ほどで決済(代金の受け取りと引き渡し)まで進めます。
入金日が明確になるため、住み替えの資金計画や住宅ローンの返済計画も立てやすくなるでしょう。
仲介手数料がかからない
不動産会社が買主となるため、買取では原則として仲介手数料がかかりません。
仲介で売却した場合、手数料の上限は「売却価格×3%+6万円+消費税」です(売却価格が400万円を超える場合)。
例えば、仲介によって家が3,000万円で売れた場合、最大105万6,000円の仲介手数料が必要になりますが、買取の場合は不要です。
ただし、仲介会社の紹介で別の買取業者に売る場合は、仲介手数料が発生します。
契約不適合責任を免除できる
買取では、契約不適合責任(売却後に見つかった不具合を売主が負う責任)を免除する特約を付けるのが一般的です。
不動産会社は、買い取ったあとに自社でリフォームして売却する前提で価格を決めているためです。
そのため、引き渡し後に雨漏りやシロアリ被害が見つかっても、修繕費を請求される心配はほとんどありません。
ただし、知っている不具合は査定の段階で伝え、契約書に免責の記載があるかも確認しておきましょう。
近所に知られずに売却できる
周囲に知られず家を手放せるのも、買取ならではのメリットです。
仲介ではポータルサイトやチラシに物件情報が載り、内覧で見知らぬ人が出入りします。
一方、買取は不動産会社とのやり取りだけで済むため、近所に売却が伝わりにくいのです。
売却する事情を周りに知られたくない方は、買取を検討してみてください。
古い家もそのままの状態で売れる
買取なら、売却する前にリフォームや修繕をしなくても問題ありません。
不動産会社は買い取ったあとに修繕して再販売するため、建物の傷みも織り込んで価格を決めています。
京都市内の築年数の古い木造住宅など、仲介では購入希望者が見つかりにくい物件でも、買取であれば現状のまま売却できる可能性があります。
不動産買取のデメリット

続いて、買取を選ぶ前に知っておきたいデメリットを2つ解説します。
売却価格が仲介より低くなる
買取は、仲介よりも売却価格が安くなる点を理解しておきましょう。
不動産会社はリフォーム費用や経費、利益などを見込んで買取価格を決めます。
例えば、仲介なら3,000万円で売れる家でも、買取では1,000万円以上安くなることも考えられます。
ただし、買取は仲介手数料がかからない分、手元に残る金額の差は見た目ほど開かない場合もあります。
売却価格だけでなく、諸費用を引いた手取り額で仲介と比較してみましょう。
買取を断られる物件もある
不動産会社は、リフォームして再び売れる見込みがある物件を買い取るため、どの物件でも必ず買い取ってもらえるわけではありません。
以下のような物件は、買取を断られたり、価格が大きく下がったりする恐れがあります。
・再建築不可の物件(建て替えができない土地に建つ家)
・共有名義で、共有者全員の同意が得られていない物件
・購入希望者が少ないエリアの物件
ただし、1社に断られても、別の不動産会社なら買い取ってもらえるケースもあります。
諦めずに、複数の不動産会社へ相談してみてください。
京都の不動産買取が向いている人・向いていない人
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買取が合うかどうかは、何を優先して売却したいかで変わります。
ここからは、不動産買取が向いている人と向いていない人の特徴を見ていきましょう。
不動産買取が向いている人
不動産買取が向いているのは、売却価格よりも早さや手軽さを優先したい方です。
具体的には、以下のような方におすすめです。
・住み替えや離婚などで、決まった時期までに家を現金化したい方
・築年数が古く、仲介では購入希望者が見つかりにくい家を所有している方
・内覧の対応や、近所に売却を知られるのを避けたい方
・売却後の契約不適合責任が心配な方
特に、相続した京都の実家が空き家になっている場合は、買取で早めに手放せば固定資産税や管理の負担を減らせます。
遠方に住んでいて家の手入れに通えない方も、買取を検討してみてください。
以下の記事では、契約不適合責任について解説しています。
契約不適合責任とは?瑕疵担保責任との違いや売主が損をしないための対策を解説
不動産買取が向いていない人
一方で、時間をかけてでも高く売りたい方には、不動産買取は向いていません。 以下に当てはまる方は、まず仲介での売却を検討してみてください。
・売却を急いでおらず、じっくり購入希望者を探せる方
・駅に近い、築年数が浅いなど、需要が高い物件を所有している方
・住宅ローンの残高が多く、買取価格では完済できない方
住宅ローンが残る家を売却するためには、売却代金などで残債を一括返済し、抵当権(ローンの担保権)を外す必要があります。
買取価格が残債を下回ると、不足分を自己資金で補わなければならない点に注意しましょう。
高く売りたいものの売却の期限がある方は、仲介と買取を組み合わせた買取保証も選択肢になります。
迷ったときは、仲介と買取の両方で査定を受け、価格や売却期間を比較してから決めるのがおすすめです。
京都にある不動産買取会社を選ぶ際の4つのポイント
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ここからは、売却先を選ぶ際に押さえておくべき4つのポイントを紹介します。
売りたいエリアでの買取実績がある会社を選ぶ
不動産会社選びで最初に確認するべきは、売りたいエリアでの買取実績です。
地域の相場や需要をよく知る不動産会社ほど、再販売の見込みを立てやすく、その分を価格に反映してもらえる傾向にあります。
実績はホームページの買取事例や、査定時に近所で買い取った物件の例を聞いて確認しましょう。
買取価格の根拠を聞く
買取価格を提示されたら、その金額になった根拠を説明してもらいましょう。
信頼できる不動産会社は、近隣の成約事例や想定するリフォーム費用などをもとに、計算の中身を示してくれます。
一方、根拠を曖昧にしたまま契約を急がせる不動産会社は、相場より安く買い取ろうとしている恐れがあります。
説明に納得できるかどうかを、依頼先を決める判断材料にしてください。
複数社の買取価格を比較する
1社の査定額だけでは、その金額が妥当かどうか判断できません。
買取価格は不動産会社ごとの方針で変わるため、2〜3社に査定を依頼して比べてみましょう。
あわせて仲介の査定も受けておけば、買取でどのくらい価格が下がるのかも把握できます。
ただし、他社より極端に高い金額を示しておき、契約直前に値下げを求めてくる不動産会社も存在するため注意が必要です。
引き渡し時期や残置物の扱いを書面で確認する
買取の売買契約前は、引き渡しの時期や家に残す荷物の扱いを書面で取り決めておきましょう。
口約束だけでは、あとから「聞いていた条件と違う」とトラブルに発展するケースも考えられます。
特に残置物(家に残した家具や荷物)は、売主本人が処分するのか、処分費用を買取価格から差し引くのかで手取り額が変わります。
住み替え先への入居日に合わせて引き渡し日を調整できるかも、売買契約書や覚書で確認しておくと安心です。
不動産会社の選び方については、以下の記事でも紹介しています。
京都の家の売却で不動産会社はどう選ぶ?大手と中小の特徴も紹介
不動産買取の流れ

買取は仲介と比較して、現金化までの手順が少ないのが特徴です。
ここからは、不動産買取の流れを6つのステップに分けて見ていきましょう。
①相場を調べる
はじめに、不動産会社からの提示額が妥当かを判断するために、売りたい物件の相場を自分で調べます。
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」や不動産ポータルサイトを使えば、近隣の成約価格や売り出し価格を確認できます。
②買取査定を依頼する
相場の目安がつかめたら、不動産会社へ買取査定を依頼します。
電話やホームページから申し込めば、物件情報をもとにおおよその買取価格を出してもらえます。
仲介と比べたい場合は、両方の査定をまとめて依頼しましょう。
③訪問査定を受けて買取価格の提示を受ける
次に、担当者が現地を訪れ、建物の状態や周辺環境を確認します。
所要時間は30分から1時間程度で、その後、数日ほどで正式な買取価格が提示されます。
不具合や修繕の履歴は、このときに隠さず伝えてください。
④売買契約を締結する
提示された価格に納得できれば、不動産会社と売買契約を締結します。
署名する前に、引き渡し日や契約不適合責任の免責、残置物の扱いが契約書に記載されているかなどを確認しましょう。
⑤決済・引き渡し
売買契約で決めた日に売却代金を受け取り、鍵を渡せば引き渡しは完了です。
住宅ローンが残っている場合は、受け取った代金で一括返済し、抵当権を抹消します。
⑥翌年に確定申告をする
最後に、売却で譲渡所得(売却によって得た利益)が出た場合は、翌年2月16日から3月15日までに確定申告を行います。
マイホームの売却では3,000万円の特別控除を使える場合があるため、税金がかからなくても申告は必要です。
不動産売却で必要な書類について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。
京都で不動産売却をする際の必要書類とは?場面別・取得先別に解説
京都の不動産買取についてよくある質問
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最後に、不動産買取でよく寄せられる質問をまとめました。
住宅ローンが残っていても買取してもらえますか?
住宅ローンが残っていても、買取で売却できます。
ただし、引き渡し時に住宅ローンを完済し、抵当権を外すのが条件です。
買取価格と自己資金を合わせても返済しきれない場合は、査定の段階で担当者に相談しておきましょう。
買取で家を売っても税金はかかりますか?
買取でも、売却で利益が出れば譲渡所得税がかかります。
税率は所有期間で変わり、売った年の1月1日時点で5年を超えていれば低い税率が適用されます。
このほか、印紙税や、ローンが残っている場合は抵当権抹消の登録免許税も必要です。
家の中の荷物はそのままでも売れますか?
荷物を残したままでも、買い取ってくれる不動産会社はあります。
ただし、処分費用が買取価格から差し引かれる場合もあるため、査定時に確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、不動産買取の仕組みや仲介との違い、メリット・デメリットなどを解説しました。
不動産買取は不動産会社が家を直接買い取る売却方法で、最短数日から1ヶ月ほどで現金化でき、仲介手数料もかかりません。
一方で、売却価格は仲介より低くなる傾向にあるため、手取り額や売却期間を仲介と比べたうえで選びましょう。
クラストホームでは不動産買取にも対応しております。
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